★1枚目の写真はTHE RAKEよりお借りしております。今回の出品物と雰囲気が似ているため、あくまで参考として掲載しております。ご了承下さい。有田一成さんが率いるTAILOR & CUTTERのMTMスーツです。禁酒法時代、アメリカのシカゴギャングスタイルからインスピレーションを受けてオーダー。ジャケットのワイドラペル、拝み一つボタン、ブレイシーズ吊り２インプリーツの裾幅24cmトラウザーズなど…スーツが最も美しかった当時の意匠を参考にしています。→大変気に入っておりますが、この厳つい雰囲気のため着ていく場所が限られます。有田さんも、「ビジネススーツではなく、あくまでオシャレ着。格好つけるためのスーツ」と仰っていました。また、新しく紺無地のスリーピースを仕立てたため、出番が少なくなりそうなので、今回出品致しました。サイズに関しては、仕様書を2枚(19,20)添付しておりますのでそちらをご参照下さい。数字が分からない所はコメントにてご質問頂けると助かります。特段の痛み、汚れはございませんが、細かい箇所の見落としがある場合がございます。その点はご了承下さいませ。またトラウザーズのフライフロント(比翼仕立て)部分のボタンが取れております。残布と共にボタンはありますので、そちらを付け直してご対応をお願い致します。★着用私見TAILOR&CUTTERの真骨頂であるロープドショルダー、肩〜胸周りのボリューム、ウエストの絞り、蹴回しの美しさ、カッタウェイフロント、拝みボタン、フレア袖など…異彩を放つ独特のディテール。英国の名門ハリソンズの3シーズン生地"FRONTIER"は目付300g/mの平織。ゴリゴリ、ザラザラ、光沢感の無いドライな生地ではありますが、平織りかつ強撚糸で織り上げられており、シワにも強いトラベル系の生地感です。風通しもあり、真夏と真冬以外なら着用可能です。正統派のブラックチョークストライプはかなり力強く、スリーピースも相まって、正直かなり目立ちます。着こなしはどストレートに、ダブルカフスの白シャツ、黒のネクタイ、磨き上げた黒のストレートチップでシンプルに纏めるのがオススメです。ジャケットの袖裏には、英国LBD社のロンドンシティ柄の裏地を据えています。ぜひダブルカフスのシャツと共に、袖口を演出して楽しんでみて下さい。