約50〜60年ウズベク族のジャジムやガジャリーと呼ばれるテキスタイルです。独特の織りで、経糸に色糸が使われていてモチーフを織り込んでゆきます。帯状に織ったものを何枚か繋ぎ合わせて1枚に仕立てる伝統的な織物です。縁の部分は、バイアステープで包んでいます。画像8基本は自家用に織られるものでテントの中にかけたりして使われるようです。厚みは5mm程度で大きさもあるのでどっしりとしています。よくカットされて売られますが、これはたぶんオリジナルの大きさではないかと思います。小さな綻びの補修(画像10)やバイアステープ部分にダメージ(画像12)がありますが、全体には良いコンディションです。しなやかさがあるので、敷物ではなくソファーカバーやベッドカバー、こたつカバーなどに向いています。オリジナルの使い方に近付いて、上手く仕立ててカーテンも素敵かなと思います。現地クリーニング済みで、その後は時々風通しをして、眺めるだけで私用していません。希少な古布がお好きな方、気に入って活用して下さる方どうぞよろしくお願いします。