F Rötigの金無垢ケースの懐中時計です。39mm程度の直径で小ぶりなポケットウォッチです。(重さ44.5g)綺麗なギルト仕上げやウルフティースなど、このサイズでは最上級な構成かと思います。ケースは上蓋が二重になっておりそれぞれに18Kの刻印があります。文字盤も綺麗な状態ですが風防に傷があり写真のように見えております。F RötigはフランスのLe Havreを拠点にFrédéric Rötig(1829-1905)が”Constructeur de Chronomètres(クロノメーター職人)”を名乗ったブランドで、クロノグラフやミニッツリピーターなどの複雑機構も制作していたようです。ゼンマイを手巻きすると問題なく駆動しますが、精度は保証しかねます。アンティークにご理解ある方のみ、ご検討お願い致します。